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旅とホテルのミニコラム:ほぼ365日更新中!
お土産の肖像 |トナカイ
2025.07.28
No.006

記憶に残るホテルや、旅先での体験、お土産、忘れられない味などなど・・・。旅にまつわるさまざまな思い出をほぼ毎日更新。本日は、写真家・トナカイによる、思い出に残る旅のお土産について。

ひとを撮ることが生業なので、旅する目的は誰かに会うことがほとんどだ。そのひとが暮らす街を訪ね、会って挨拶を交わし、話をして、肖像を撮らせてもらう。そのひとの生の輝きが写るように。別れの挨拶をするとき、お土産をいただくことがある。撮らせてもらえただけで幸せなのに、ほんとうにありがたい。お土産には、その土地に古くから伝わる銘菓だったり、近所の好きな店の商品だったり、その方の個性が表れている。なかでも心に残るのは、じぶんで焼いたパンやじぶんで育てた野菜などを手渡してくれることだ。うれしくて大切に持ち帰り、それをまた写真に撮ってしまう。

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トナカイ
トナカイ
写真家
おもに個人から依頼を受け、そのひとの肖像を撮影している。まれに企業やメディアのための撮影も行う。令和元年より詩を書きはじめる。著作に写真集「五月の虹」「物語は変わる」、詩集「すべてのあなたの記憶」「花が咲く頃の土」がある。
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